パレドゥレーヌ
淑女のための戦略講座

★バスティアンの様子
バスティアン:
えへん! ようこそみなさん!
『淑女のための戦略講座』にようこそ!
ここではパレ、パレデぅ、パレぢゅ……
ディクトール:
……『DWU』だ、『DWU』。
バスティアン:
ありがとう、叔父さん! 古語を使いこなすのは難しいね!
えっと、この講座ではパレドゥレーヌの遊び方の解説を行うゾ!
今日はボクのスーパープレイをお目にかけちゃうんだからな。
ディクトール:
うむ、盛大に失敗してくれよ。
失敗のサンプルになるようにな。
バスティアン:
もう、叔父さんったら、謙遜が過ぎるよ♪
さて、講座を始める前に確認しておくと……。
ボクの騎士は5人。ザカート・コルネリウス・ユーグ・フェリクス・フォルカー。
税率は重税で、事業投資は以下の通りだゾ!
バスティアン事業投資
ディクトール:
ふむ……。
まあ投資に関しては、ここまでやれば思い切りが良いというものだな。
バスティアン:
うふふ、これで税収ばっちりで、おこづかいもばっちり!
ボクのフィーリアはいっぱい贅沢が出来るね!
それじゃあ後は執政官に任せちゃおう!
ディクトール:
執政官が選んだ行動は、このようなものか……。
バスティアン第1週
資金が十分にあるためか、アストラッドたちの時と異なり、
フィーリア姫の行動が『援助要請』ではないな。
武力が高い騎士がいないので、『工作』が主体となっている。
ふむ……。まあ、妥当なところだろう。
さて、実際に起こるイベントだが……。
バスティアン:
ん? 執政官が、『クレメンスに贈物をしたほうがいい』って言い出したよ?
ディクトール:
贈物をする事で、領主との関係をよくすることが出来るからな。
また贈物にはそれ以上の意味合いも……。
バスティアン:
でもせっかく集めている宝物を他人にあげるなんて、もったいなくてイヤだゾ!
キャンセル……っと。
ディクトール:
……まあ良かろう。それも一つのやり方だ。
さて、他のイベントは順調に進む。7人の騎士がおらん分、展開が早いな。
シルヴェストルから贈物があり、騎士たちが工作をし……。
バスティアン:
あ、領内で物価が暴騰してるって。
あはは、面白いねー。
でもどうして?
ディクトール:
俗に言うインフレーションという奴だな。
あまり面白い状況ではないぞ。次の自由行動で、商人を呼んでみるといい。
バスティアン:
はーい、どれどれ……?
あれ? 紅茶が222G? 元は200Gだったよね?
なんだか高くなってない?
ディクトール:
暴騰が起きると資産は目減りするし、商人から買うものの値段も上がる。
もちろん状況によっては、逆に資金の価値が上がるデフレーションが起こることもある。
これらを防ぐには……まあ、あまり極端な事業投資をしない事だな。
バスティアン:
ああ、そういうことなんだ!
へー。面白いなあ、どこまでいけるか見てみたいね。
ディクトール:
……そうだな。私も何が起こるか、見てみたいよ。本当に。
さて、第二週の状況はこうだ。
バスティアン第2週
工作を中心とした方向性は、変わっていない。
領地に関しては、経済への投資を削った影響が早速出ているな。
さて、これを実行してみると……。
バスティアン:
あー、また贈物をしろって?
もったいない。ヤダヤダ! あげないよ!
そんなの騎士を働かせて何とかすればいいんだからね!
ディクトール:
やれやれ、仕方ない奴だ……。
バスティアンの試遊は、第三週もこんな調子だ。
物価の暴騰は当然収まっておらんし……。
結果的に第三週の最後には、このようなことになった。
バスティアン暴動
バスティアン:
うわあ、暴動だあ!?
ひどいよひどいよ! なんでなんで!
ディクトール:
それだけ民衆に不満が溜まっていた、ということだな。
安心しろ。暴動が起こったからといって、すぐに命がなくなるわけではない。
騎士に『鎮圧』をさせる事で、暴動を治めることも出来るしな。
バスティアン:
あ、そうなの?
ディクトール:
だが『暴動』が起こっている間は税収が入らんし、
『鎮圧』は一時的な措置であって不満が消えるわけでは……。
バスティアン:
大丈夫大丈夫!
平民達の暴動なんて、どんどん鎮圧すればいいんだよ!
ディクトール:
ふむ、まあその結果がどうなるか、を、みなさんに見ていただくとしようか。
バスティアンの第四週の様子は、以下のようになっている。
バスティアン第4週
ロザーンジュに出ている煙のようなマークが、暴動がおきているという証だ。
執政官はコレに対し、ロザーンジュに置いているザカートで、鎮圧を試みようとしている。
また戦力の不足を補うため、通りかかったヴァルターを雇用するようだ。
なおこの週、紅茶の価格は274Gとなっている。
バスティアン:
ふんふん。それで、鎮圧は成功したのかな?
ディクトール:
うむ、この週の鎮圧は成功したようだ。
これで一端、暴動は収まる。
そして第五週。再び税率の設定と、事業投資だが……。
バスティアン:
暴動が治まったなら、重税は続行して、事業投資も前と同じに、栄華だけに割り振るよ!
ディクトール:
ではそれが反映された、第六週の様子を見てみよう。
バスティアン第6週
バスティアン:
えー! また暴動!? なんで、どうして!?
ディクトール:
説明が必要なのか?
バスティアン:
あ、その。うん。ホントはわかってます、ごめんなさい。
まあでもほら! ちゃんとヴァルターが鎮圧してくれるよ!
ヴァルターは怖いから、平民達になんか負けないしね。
ディクトール:
やれやれ……。
そんなことを言っているから、第七週ではこうなってしまうのだぞ。
バスティアン第7週
バスティアン:
あ、自分の領地の状態が、よく見えなくなってる……。
ディクトール:
情報への投資が減ったからな。
この状態だと、我がアルジャンの状態を見ようとしても「-?-」となって見られないはずだ。
なおこの週、紅茶の価格は376Gと、倍近くになっている。
バスティアン:
ふ、ふーん。さ、さすがにちょっと、大変な気がしてきたよ。
でも大丈夫大丈夫、なんとかなるって。
ディクトール:
その自信は何処からわいてくるのかね?
では時を進めて、第九週だ。三回目の税率設定と、事業投資だが……。
バスティアン:
重税のままで事業投資も前のままでいいや。
まあ、もうちょっと楽しんだら、税率くらいは下げてあげてもいいかな。
紅茶の価格が464Gと、すごいことになってるしね。
ディクトール:
物価が2.3倍か。ロザーンジュの民衆は大変だな。それは暴動も起こるだろう。
バスティアン:
でも、それを気にしないのがボクのいいところだよね。
さて、今週は何が起こるかなあ?
ディクトール:
……革命が起こる。
革命発生
バスティアン:
え? わ。わわわ、民衆がお城に攻めてきた!
た、助けてよ叔父さん!
ディクトール:
残念だが、事ここに至れば私にもどうにもならん。
さあ、フィーリア王女として、最後の選択をするがいい。
革命選択
バスティアン:
え、ええー。そんなぁ……。
ボクのフィーリアの『王の試練』は、ここでおしまいってこと?
でもそれなら、最後までボクのフィーリアを貫き通したいよね!
『パンがなければお菓子を食べればいいのに。』を選ぶよ!
ディクトール:
よかろう。その決断の結果を受け止めるが良い。
革命エンド
バスティアン:
あわわわ、断頭台で殺されちゃったぁ!
叔父さん、フィーリアがかわいそうだよ!
なんとかならないの!?
ディクトール:
歴史の流れは大河に例えられる。
変化はゆっくりだが、一度流れが変わり始めれば、小手先ではどうにもならん。
ずっと前の状態に戻ってやり直せば何とかなるかもしれんが……。
この結末もまた一つの物語と割り切って、また新たに最初から挑戦した方が、結果的に良いのではないかな。
バスティアン:
う〜ん、なるほど、さすが叔父さん! 良い事言うね!
じゃあさっそく、やり直してみるよ!
二回目からの「Start」は、イベントをスキップできて手早いしね。
ディクトール:
うむ、それがよかろう。
今度は良い結末を見られると良いな。
バスティアン:
そうだね。革命を起こされない程度に、贅沢な生活に挑戦してみるよ!
ディクトール:
やれやれ……。

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