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ディクトール:
さてそれではまず、アストラッドの様子を見ていこう。
執政官の助言を変えずに行くやり方だ。
各行動の意味などはここではなるべく触れず、後の機会に説明する。
だからここでは構えず、気楽に読んでほしい。
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アストラッド:
第一週の行動予定は、こんな感じになっているんだね。
オレはレメディオスで、グイードさんはポンパドールで工作だ。
フィーリアは……、あれ、将軍に『要請』。ふ~ん、一体なんだろう?
まあ、良くわからないけど、とりあえずこれでよし。右下の扉を押して先に進もう!
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ディクトール:
戦略行動の予定を終えると、まずアストラッドが面会を求めてくる。
アストラッドと仲良くしたいならば、ここは素直に会っておけばよいだろう。
会ったせいで戦略部分に影響が出るような事は、この段階ではまだ無い。
……いずれは、良かれ悪しかれ、何かが起こるかもしれんがな。ハハハハ……。
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アストラッド:
あー、フィーリアと遊べて面白かったなあ。
さて……次は。あ、将軍が誰かについて、噂話をしてるね。
ふーん、世の中にはすごい騎士がいるんだなあ……
あはは、そのあとはヴィンフリートが将軍に、お金をもらいに行ったみたい。
あ、そうか、これが『要請』なのかな?
そのあとも色々イベントがあって……
あ、レメディオスでオレが工作してる。あはは! がんばれ~!
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ディクトール:
このように、立てた予定に応じて、いろいろとイベントが発生していく。
第一週では他に、シルヴェストルからフィーリア姫への贈物や、グイードの工作が行われた。
領主達の中ではクレメンスが、宰相派から中立へと変化している。
では続いて第二週の様子を見てみよう。
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アストラッド:
あっ、オレがアデライードさんに挑戦してる!
おじさん、これって?
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ディクトール:
とりあえずは先に進んでみるがいい。そうすればわかる。
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アストラッド:
進んでみたよ!
なるほど、『挑戦』っていうのは、決闘の申し込みなんだね。
あ、アデライードさんが挑戦を受けたよ。これで次の週に決闘が行われるんだね?
どきどきするよ。……でもなんで、最初の週には挑戦しなかったのかなあ?
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ディクトール:
『挑戦』、そして『決闘』は、うまくいけば相手を強制的に自派に引き入れることができる。
強力な行動である分、首尾よく決闘に持ち込むには色々ハードルがあるのだ。
その一つに、決闘を開くには多額の資金を要する……というものがある。
執政官が第二週まで挑戦を待ったのは、第一週では資金の目処がつかなかったからだろう。
シルヴェストルから資金を受け取ったので、安心して二週目に挑戦を行ったという事だ。
第二週では他に、シルヴェストルからフィーリア姫への贈物や、グイードの工作が行われた。
フィーリア姫自身は『待機』しての体力の回復を、執政官に指示されているようだ。
そして第三週だが……。
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ディクトール:
前の週で『挑戦』が成功していれば、次の週は自動的に『決闘』となる。
ここまで来れば我々王候補者に出来ることは殆ど無い。
自分の騎士が勝つか、相手の領主が勝つか、胸を躍らせて見届けるといいだろう。
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アストラッド:
さあ、アデライードさんとの決闘は……!
あいたたた、オレはだいぶ怪我しちゃったけど……勝った! 勝ったよ!
あっ、アデライードさんがフィーリアを支持してくれるって! やったね!
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ディクトール:
うむうむ。よしよし。さすが我が後継者となるべき者。立派な戦いだったぞ。
これで王女を支持する領主は、一人増えた、というわけだな。
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アストラッド:
え、そうなの? へー、決闘にはそんな意味があったんだ。
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ディクトール:
やれやれ、その意味も知らぬまま、命がけの決闘に挑めるというのだから……。
豪胆なのか、無知なだけか。
ともあれ。執政官に完全に任せてしまっても、十分にゲームは進行していのがわかってもらえただろうか。
戦略にあまり興味の無い方ならば、このように執政官に任せきりにしてしまっても大丈夫だろう。
ではアストラッドの様子はここまでとして、
次はレミーの様子を見ながら、戦略行動にはどういう意味があるのか……。
を共に考えていくとしよう。
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