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エヴァンジル:
さて、では軽やかに解説に取り掛かろうか。
前回、アストラッドは三週目に、レメディオスを味方にした。
う〜ん、アデライード殿は相変わらずお美しいねえ。まるで夜に輝くルビーのようだ。
我らがフィーリア姫と助け合って行く姿が、また……。
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ディクトール:
それだけ口が回るのはたいしたものだが、まずは役目を果たしてほしいところだな。
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エヴァンジル:
おっとぉ、いけないね。ついつい寄り道をしてしまった。
もっとも、モニターの前の淑女たちは、いつだって遠慮なく寄り道をして遊んでくれたまえよ。
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アストラッド:
じゃあ、第四週の行動を開始するよ!
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エヴァンジル:
では戦略的な部分は省略して、イベントを追ってみようか。
まずこの週の最初には、執政官とのイベントがある。
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アストラッド:
夜遅くまで、お仕事大変なんだねー。
テラスに休憩に行くって言ってるけど……
フィーリアだったらきっと「私も一緒に行っていいかしら?」って言うと思うよ。
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エヴァンジル:
ほ〜う? 君が見ているフィーリア姫は、やさしいねえ。
だとすると、このような展開になるわけだ。
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うーん、いい表情じゃないか、執政官殿は。
フィーリア姫とふたり、深夜のテラス……なんて、いいシチュエーションだと思わないかね。
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アストラッド:
うん、ひんやりして気持ちよさそうだね!
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エヴァンジル:
とと……。そうじゃなくて!
こう、ロマンチックとか、色っぽいとか。そういうことは言えないのか、君は!
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アストラッド:
え? ロマンチックとか、色っぽいとか。
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エヴァンジル:
宰相殿。ちょっとお聞きしたいのだが、おたくの教育事情はどうなっているのです?
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ディクトール:
知らん事は教えられんさ。
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エヴァンジル:
……納得しました。
……アストラッド、後悔しても、知らないぞ? そいつは君の、恋敵なんだからな?
さてその後は、我らの宰相殿が、なにやら悪巧みをするイベントが発生する。
まあ、このイベントに対しては、今特になにかをすることは出来ないから、放っておけばいい。
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ディクトール:
ふっふっふ……。
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